Parallel World…だったんですね!
もちろん“TRI-Offensive” Debut Album に収録されているM-5のタイトルの話ではなく(笑)、最終回に明かされた
「JIN~仁~」
のストーリーの背景にあったタイムスリップの謎解きの話です。
それにしても、本当に見応えのある最終回でした。
前作の最終話では色んな声があったみたいですが(これについては以前のココでも触れました)、今作では切なさと儚さを伴いつつも、最終回にありがち残念感満載なモノとは違い、深く見応えのある結末を演出してくれた様に思います。
咲の想いや約束通り戻れなかった仁の無念さ、そして塗り替えられた歴史の中に確かに存在したはずの彼の存在と、薄れゆく記憶の中で仁への想いを抹消してはならない現の証として、咲がしたためた手紙(これを読むシーンの大沢たかおさんの台本は、事前に内容を知りたくないという理由からあえて白紙にして貰っていたそうです)。
生涯一人だった咲が安寿を引き取った事で、野風と咲が共に未来で仁と関わる事になったという展開も興味深く、この辺りがせめて救われる箇所だったのかもしれません。オリジナルとは違う結末だった様ですが、個人的にはこちらの方が感慨深さが増す様な気がしました。
2クールの間、1話たりとも作り込みの甘さや意味のなさを感じさせる回など無く、キャスティングや演技もみなさん本当に素晴らしく、武士道や大和撫子、もののあわれといった、今の日本人には失われてしまったであろう美徳も、さり気なさと力強さのコントラストで見事なメッセージとして描かれ、本当に心から感動出来た、日本のドラマ史上稀に見る素晴らしい作品だったと思います。
ただ、今作の劇中に流れていた音楽(いわゆる劇伴)の中で、たまに使われていたビート感のあるロック調の曲だけはどうもイマひとつでした。時代背景やドラマの質にそぐわない感じが否めず、あの曲が流れる度にどうしても興醒めしてしまったんですよね。勿論他の曲はどれも素晴らしかったのですが…あ、主題歌は別として(笑)。やはり映画やドラマの中における音楽の意味合いはとても重要です。
まぁ、それはおいといて、とりあえず自分が活動再開したら、こんな風に感動を伴って貰える様な演奏や作品作りをしていかなきゃ…と思ったり、何より日本人である事の意味を改めて考えさせられるキッカケを提示して貰った様な気がしています。
この素晴らしい作品に出会えた事に、本当に心より感謝してます!!!
っつーか、
来週から日曜日が、また元の味気ない曜日になってしまうなぁ…。
2011.6.27.
