Essay

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第72回『ご無沙汰しちゃって…』の章

2010.6.23 (水)

もう2ヶ月位経つだろうか。

某缶コーヒーのCMで,黒いドレスを身にまとって唄っているあの方のあの名曲が,ずっと頭から離れない。

CMそのものも何となく気になっていたところ,メーカーサイトでストーリーやキャスティングについて解説されているとの情報を入手。何気に見てみると,そこには意外に切ない物語が綴られていて,あの不思議な世界感の演出に「なるほど!」と納得。

その昔、あの方の数ある名曲の中でも特に印象的だった一曲,と云う事も大きいとは思うんだけど,30秒サイズのCMでアカペラになる部分が,四半世紀以上経った今眠りから覚めたかの如く、色んな情景や匂いまでもが当時の記憶と共に甦って来て,気付くと一日に何度も口ずさんでいる自分がいる。

同じ様な悩み?!を抱えている同世代の方々が多いというのも頷けるし、案の定商品の方も売れているらしく,勿論自分もその数字に貢献してる一人な訳で,何だかまんまとしてやられている自分の人の良さ?!がちょっぴり情けない。

かつて「キャンディ・ボイス」と呼ばれた歌声は,デビュー30周年の現在,伸びやかさと引き換えに深みを増し、今なお新たな魅力を放ち続けている。

またいつかレコーディング等でご一緒する機会があるかもしれないので,過去にご一緒させて頂いた時には躊躇したサインを,次回こそは貰おうと心に決めたのであった。

さて、話は変わりますが、今年に入ってから映画を見るのにハマってます。とは云っても,映画館ではなくもっぱらTSUTAYAでレンタルですが…。

ちなみに正月から先週までに観た本数は54本!

今までこんなペースで映画を観た事がなかったので,今はこの時間がとても気に入っています。

映画のジャンルはもっぱらヒューマン系。当然?!部屋を真っ暗にして,ステレオのボリュームを程よく上げ,臨場感を出してソファに座りながら,ポップコーンは頬ばらないまでも雰囲気だけはミニシアターよろしく,かなり集中して観ています。

見終わったら手帳にタイトル、主演俳優、監督、ストーリー,感想などをメモっておきます。本数が増えているので,記憶の整理やストーリーの錯綜防止にもなるし,これが意外に楽しい。

先日、21年前に購入して一度も修理する事なく頑張ってくれた,買い主思いのSHARPのテレビがその寿命を全うし(地デジの問題がなければまだ使えた),代わりに我が家にやって来た同じくSHARPのAQUOSになってからは,忙しくてなかなか観てる時間がないのだけれど,このマイ・ブームは暫く続きそうです。

話は変わって,先日エディ・ジョブソンの『Z3』の東京公演を観に行って来ました。いやぁ〜,本当に素晴らしいライヴでした。

ドラマーの立場からすると,シングル・ストローク世界最速のマイク・マンジーニと,難解なオスティナートをやらせたら世界トップレベルのマルコ・ミネマンとの超強力なツイン・ドラムもかなり刺激的だったけど,やはり何と云ってもU.K.の数々の名曲のクオリティの高さ,すなわち作曲家「エディ・ジョブソン」の,緻密に構築された壮大なスケールの色褪せない作品の,非常に高いクオリティと尊い価値感を,昨年観た『UKZ』の時以上に痛感するライヴでした。

表現法という観点から,ある程度のレベル以上のテクニックが無ければ芸術としての音楽は成り立たないと思っているし,実際に演奏者としてその必要性を感じるけど、やはりあれだけ素晴らしい音楽を目の当たりにすると,つくづく楽曲ありきだな,と感じます。

それと同時に,彼はロック・ミュージックというよりは,むしろ現代音楽のカテゴリーをロックに進出させた偉大な作曲家として認知されれば,もっと多くの音楽ファンに支持されるのに…などと考えながら,プログレッシヴな音楽の崇高性を拡げるには,そういったカテゴリーから放れる必要性もあるのかもしれない…と,帰りの満員電車の中で発売されたばかりの i-pad をこれ見よがしにを操作する20代後半の男子に呆れながら,自分の事をよそに真剣に考えていた。

さてさて、昨今のカヴァー・ブームの波に乗っかっとけ企画、「Session Of Comorhythm」 初のカヴァーナイト“Jeff Beck 2days”は,お陰さまでいい感じで盛り上がり,かなりの充実感がありました。ご来場頂いた皆さん、本当に有り難うございます!

4人の素晴らしいギタリストを迎え,「Blow by Blow」から「Emotion & Commotion」までを網羅しつつ、B.B&Aの幻の2ndアルバムのナンバーまで実に幅広くコアに,自分たちなりの解釈でやってみました。

自分としては珍しく、本番終わって帰ったら直ぐにその日のライヴDVDを観てしまう程楽しめたし、またメンバーみんながそれぞれに素晴らしいプレーやアプローチをしていたりと,本当に楽しめるクオリティの高い素晴らしいライヴでした。

こういう企画って,得てして「ごっこ」になってしまいがちだけど,決してその次元にとどまらず、むしろ凌ぐ勢いで全員がプレーしていたところは,みんな本当に流石でした。俺も歴代名ドラマー達に勝負を挑む位のつもりで叩いていたし,本当に楽しい時間でした。

1回限りじゃ余りにも勿体ない気がするので,また何かの機会にでもやれたらいいな,と思っています。次回はもっと多くの人達に、あの楽しさを見せびらかしてあげたい気分です(笑)。

さっきyahooトピックスを観たら、「Sugar Soul」の Aiko さんが10年振りに新ユニットで復活との記事を発見!

最近仕事関係で知り合った人達から,立て続けに彼女の話題がのぼった事もあり,先日彼女のあの魂溢れる歌声がどうしても聴きたくなり,自分が参加したツアーのDVDを観たばかりのタイミングでのこのニュース。ちょっと驚いたけれど,何より彼女の復活の話がとても嬉しい。なんてったって,あんなに凄いディーヴァは他にいないからね!!!今後の活動が本当に楽しみです。

梅雨に入ったら晴れ間が多く、なんか嬉しい。

とっとと梅雨明けして,早く夏空の下、短い夏を満喫したいです。

あ,次回はご無沙汰しないで、夏のうちに更新出来る様頑張りま〜す!

2010.6.22

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