第56回『Do you speak…?!』の章

11月 5th, 2007 by admin

いやぁ、忙しいっす!別にエッセイが滞ってる事の言い訳ではなく(多少は…あるか)、夏から心身脳共に休まる暇がない。

日替わりでロックやって、プログレやって、フュージョンやって、ヴィジュアルやって、ブラストやって、ジャズやって、ファンクやって、ソウルやって、フォーク・ロックやって、ヘヴィ・メタやって、ラテンやって、歌唄ってコーラスやって、曲書いてアレンジして、自分のセッションで複雑な曲を演奏して、更に精進ツアーでは自らを追い込みながら偉大なミュージシャン達の名曲を実際に演奏する事で理解するという前向きな姿勢…。

これだけ日々違う事をやってると、勿論鮮度もあって楽しいけど、ぶっちゃけかなり疲れる。まだたったの43歳なんだけどね(笑)。でも叩くって云う事は、自分が生きてる事を実感出来るかけがえのない行為なので、こういう機会がたくさんある
と云うのは本当に有り難い事です。

そんな有り難い、最近の幾つかの出来事について触れてみましょう。

まず8月にやった自分のセッション「納涼!コモリズム地獄♪」、これが凄かった。ご存知プリズムのベースの岡田治郎くんと、弱冠19歳の天才ギタリスト菰口雄矢くんとの初セッションは予想を遥かに凌ぐ壮絶なものになった。この日は、ただでさえ難しい小森曲に輪をかけた難曲が揃っているにも関わらず、いつも通り当日リハのみでのライヴだったのだが、超絶技巧と云う浅い表現だけでは語りつくせない程、今後のプログレッシヴなジャズ・ロックの新しい可能性を見い出せる貴重なライヴとなった。このトリオは今後も勢力的にやっていきたいと思っているので、要注目です!

次に、久々にやった『’87 Sense Of Wonder』のリユニオンLIVE。「恐怖の要塞・シンバル落下事件」には心底ビビったが、自分が若い時に全霊を注ぎながらやっていたバンドゆえ、やはり思い入れは人一倍強いし、3人で音を出すと20年の歳月を全く感じさせない、完全にバンドとしてのサウンドが健在だった事には本当に感動した。また是非、今度は何本かやって音源でも残せたらいいな、なんて勝手に思ったりもしています。

そして、4年振りに遂行した榊原大くんとの双頭ユニット『精進ツアー』。本数こそ前回より少なかったものの、今回も「毎回新曲にトライして、同じメニューでのライヴはやらない!」という精進魂の基、選曲も前回よりハードルの高い内容でかなり収穫のあるツアーになった。指ドラムでエキサイトし過ぎて、人差し指を剥離骨折するという痛手を負ったりもしたが、ご当地お土産コーナーではかなりトンチのきいた品をゲットする事も出来たし(個人的には京都と松山でプレゼントしたものがウケてます…笑)、次回は4年も空けずに、もっと早いタイミングでやりたいと思います。

話は変わって、先日ソロ・ドラム・ツアーで来日した「テリー・ボジオ」に、なんとインタビューする機会に恵まれました。

インタビュー前日に楽屋に挨拶に行ったら、1月に会った事を覚えていてくれたので、当日は緊張せずにいけるかな?と思ったけど、とんでもない!!!!! 

海外ドラマーとの対談やインタビュー、ミュージシャンとの共演は何度も経験してるけど、やっぱテリーは俺にとって特別な訳で、もの凄ぉ~く緊張した。

インタビュー時間の都合で、何日もかけて考えた膨大な量の質問は、俺が英語が喋れないばっかりに通訳の方を通さなければならなかった為ほんの一部しか聞く事が出来なかった上に、インタビュー後テリーが楽屋に呼んでくれて、彼の携帯電話の写メ(ドラムセットや愛犬)を1枚1枚丁寧に説明しながら見せてくれているのにも関わらず、全く意味もわからずひたすら感嘆詞でリアクションをとってしまった。きっと「アホやな…コイツ!」と思われたんだろうな…あ~ショックだ!!!

インタビュー後かなり凹んだ俺は、「やっぱ英会話だろ!」と思い、早速近所にある「あの」駅前留学に行ってみたら、案の定営業停止になっていた。

もうすぐ野獣王国のレコ初ツアーが始まります。そして今年もカウント・ダウンまでぶっ飛ばしていくので、2007年版コモリズムをどうぞお見逃しなく!

2007.11.5

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