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第43回 『邁進ツアー~皐月の陣~(厄落しの旅)完結』の章

2005.5.21 (土)

5/1日から始まった『永井・米川・小森の邁進ツアー2005~皐月の陣~』も残すところ29日の関内を残すのみとなった。が、連日と云う点では、一応20日の宇都宮で千秋楽を迎えた様な感がある。今回のツアーに脚を運んで下さった全国の少数の皆さん(笑)、本当に有り難うございました!!!
 

20日で15本と云う、しかもフュージョンやジャズではなくテクニカル・ロック・インストと云う、厄年♂にはある意味苛酷なツアーだったけど、そこは俺も大人?!、今回は会計係やガイドまでやらされるハメになっていた為摂生せざる得ない立場だった事もあり、残念ながらいつもの様な酒の呑み方は出来なかったが、おかげで「FOMFツアー」でボロ雑巾の様になった俺と米っちの教訓はきちんと生かされたって感じかな…(笑)。
 

さてこのツアー何がキツかったかって、いつもより多めの楽器と荷物を持って連日各地に移動すると云うのが一番だったかな。エレベーターやエスカレーターが設置されてない駅での階段の荷物運びは、ある種バランスの悪いかなりキツめのウェイト・トレーニング…。さすがに肩も腰も悲鳴をあげて、熊本では「コリコリ」と云うクイックマッサージに行った(ちなみにここの足裏&全身マッサージは本当に素晴らしい)。
 

後は今回初めて自分がブッキングしたという事もあり、各ライブハウスとのコンタクトや移動の手配、諸々の確認、ツアー中のガイドなどが予想以上に大変で、とにかくその責任と重い荷物が俺の華奢?!な肩に…。そのせいで酒も思った様に呑めなかったし、俺にとってはある意味邁進だったのかもしれない。とは云っても俺は中途半端な呑み方するのが大嫌いな男呑み派だからサ…!!!
 

演奏の方はと云えば回を重ねる事に素晴らしくなっていったし、この3人のそれぞれの音楽性が一つになった時に生じるベクトルは、よっぽど同じ方向に向かっているのだろうな。しかも雰囲気も独得だし、やっていて本当に素晴らしいトリオだと思う。ポップじゃないから疲れるけど…(笑)。
 

永井さんのクールで揺るぎなく美しい音色と小賢しいフレーズ(笑)、そして時にMay Srormが吹き荒れるかの様な凄まじいプレーの応酬で、あいかわらずホントに素晴らしいフレットレス・ベースを聴かせてくれたし、何より今回このツアーで一番邁進の成果を遂げたのは、ジェフ・ベックのエッセンスを大きく吸収した米っちのプレーじゃないだろうか?長崎では「スティーブ・ルカサー真っ青」と云うポスターに反応してブチ切れたソロを炸裂していたが、それを機に最近多かったベック的アプローチがより色濃く現れて来た様に思う。ジェフ・ベックとアランホールズ・ワースとゲイリー・ムーア大好きな俺的には、ツアー後半の米っちはかなり来てるかも…。それにしてもこの3人、アンバランスな個性故バランスを保っていると云う、他にはないタイプの日本人離れしたトリオだ。早くCD出せたらいいんだけどな…。
 

最後に今回お世話になったライブハウスの方々、本当に有り難うございました。新しい出会いも多数あったし、本当に今後とも宜しくお願い致します!
 

と云う事で、俺はこれでKENSOモードにスパっと切り変えねば…。クラブチッタ、アメリカ公演…本当に素晴らしい音楽を求めている皆様、超本気で壮絶な俺のプレー、そして世界のKENSOの音楽を是非体感しに来て下さい…押忍!!!
 

 
2005.5.21
 

 
追記:このツアー中、長崎のシェ・ボンゾで火が着いて3人の中で秘かにブームになっていた、懐かしのハードロック・バンド「RAINBOW」。結局、いわきの夜の打ち上げでは、ビデオまで登場して大盛り上がりだった。やっぱ最高だよ…RAINBOW(笑)。
 

 

 
5/14 三島:after beatにて

 

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