第9回 『No War…ってテーマだったけど…』の章

3月 27th, 2003 by admin

毎週楽しみに観ていたTVアニメ『花田少年史』が終わってしまった。
 
様々な理由で成仏出来ない霊達の想いを成就する為に、大奮闘する超わんぱく少年「いちろ」と霊との関係を面白可笑しく、また時にはとても切なく描くと云うちょっと変わったテーマをモチーフにしたアニメだったんだけど、ほんとに良い作品だったから終わってしまったのがとても残念でならない。
 
俺は同世代の多くの人達と同じ様に(っつーか今の時代も一緒だな)、物心ついた時からウルトラマン・シリーズ、仮面ライダー・シリーズなどのヒーロー物や、巨人の星、侍ジャイアンツなどのスポ根物にまんまと育てられた奴の一人だ。(ちなみにヒーロー物のシリーズの中ではウルトラセブンと仮面ライダーV3が大好きだ。特にウルトラセブンへの思い入れには特別な物がある)。
 
だからと云ったら抵抗があるけれど、漫画の類は絵やストーリーにもよるが決して嫌いな方じゃない。

ご存じ「あしたのジョー」/ちばてつや、「がんばれ元気」/小山ゆう、「硬派!銀次郎」、「山崎銀次郎」/本宮ひろ志、「クローズ」/高橋ヒロシ…これらは俺の部屋の本棚を占領しているコミックスのタイトル。ん?ボ、ボクシングと喧嘩ものしか無い…。
 
他には安倍公房、遠藤周作、太宰治、ユング、フロイト、エドガー・アラン・ポー、ドストエフスキーなどの10代後半から20代半ばまでに読みあさっていた作品群が顔を覗かせたりもしているが、こうして改めて本棚を見てみると、我ながら変なバランスの読書癖だなと思う。
 
ここら辺の特性が音楽的な趣向では、めちゃめちゃJ-POP好きなくせに、一時期あえて封印していた時期はあるものの、プログレッシブ・ロック大好きと云う辺りに何となく反映されてたりするらしい…。おおっ、何だか見事にこじつけられたじゃん。
 
プログレと云えば、昨年末にプライムタイムを卒業した俺だが、キーボードの石黒彰氏、ベースの永井敏己氏と共に、キーボード・トリオのニュー・プログレ・バンドを結成して、5月に様子見のライブを行う。バンド名もまだ決まっていないが、凄い事になりそうなので乞うご期待!
 
今回の”Como’s Channel”(略して俺の愛称と同じコモチャンな!)、実は戦争と政治と宗教をテーマにして書き綴ってみたんだけど、ちょっと過激になり過ぎたので急遽違う題材に変更してみた。なるべくならこの辺の話題には触れずに済む世の中であって欲しいんだけど…。
 
さて明日からはいよいよ2003年度のペナント・レースが開幕する。今年のプロ野球では、阪神と中日、そしてダイエーとオリックスの活躍に注目している一応巨人ファン(繰り返される補強で嫌気がさしてるんだ…解るでしょ?)な俺。セ・パ両リーグ共の熱戦を期待しつつ…。
 
以上、家内安全!商売繁盛!!喧嘩上等!!!戦争反対!!!!
 
2003.3.27

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第8回 『魁!!精進魂~その弐~』の章

3月 10th, 2003 by admin

と云う事で後編の始まりです。
 
金沢も結構いい演奏だった…様な気がする。ただ俺の激しいドラムソロの最中に一番前の席で寝ている人がいたのにはびっくりしたが…。よほど疲れていたんですね。
 
終演後はAZの店長とみんなで海老と野菜の天ぷらを食べさせてくれる小料理屋?に行って、店長の思うところでの経営者&出演者のあるべき姿を、穏やかで柔らかな物腰とは正反対なその実直で一本気な気質で淡々と語る口調に大きく共感しながらも、いつの間にかメンバーは昔のヒーロー番組や「3年B組金八先生」の話で盛り上がってしまい、せっかくの店長のいい話を台無しにしてしまった…。すみません!

翌日の車移動はずっと寝ていた。どうやら昨夜のライブ後、シャワーを浴びて汗をかいたまますぐに金沢の寒い街に繰り出した為風邪をひいてしまったらしい。あと3本なのに…ちょっと焦った。
 
長野の日は結構な雨だったが、随分お客さんがたくさん入っていた様な気がする。
 
この日は大橋がひと足先に千秋楽を迎えると云う事で、大橋スペシャルなライブとなった。風邪でいつもより手数の少ない俺とは対照的に、いつにも増して熱い旋律を弾き倒す大橋イサム…。いやぁ~、奴のプレーはホントに素晴らしい!ファンです!!(笑)。
 
仙台ではこの期に及んでまたややこしい新曲にチャレンジ。が、これが裏目に出た。この曲に限ってはかなりひどい演奏だった。アンケートでは好評だったが、実は全員ぼろぼろで、俺も珍しく立ち直るまでに結構時間を要した。全然駄目…精進が足りない!
 
打ち上げでは従業員の方々と居酒屋へ。ライブハウスのスタッフで18歳の天才ギタリスト、え~っと、やべっ、名前忘れた…そう、何とかくんに、プロ目指すなら早く東京出てこい!などとみんなで先輩面して語りつつ盛り上がった。俺はいろんな会話の中、彼はいずれ絶対世に出てくる存在だと確信した。プレーは聴いた事ないけど…。みんなも何とかくんの事、応援してやってくれよな!
 
さて翌日はいよいよ札幌での千秋楽を迎えた。
 
あいにくの雪だったけど、たくさんのお客さんが足を運んでくれた。ホントに有り難うございます。
 
最終日と云う事で、いつもより一曲多い構成でのステージ。こちらも俄然やる気!
 
ツアーをこなしていく中ですっかりぶっちゃけて来たMCも輪を掛けてぶっちゃけ(大は流石にラジオやってるだけの事がある。だいぶ面白い!)、結構和気あいあいとした楽しいステージとなった。
 
ドラムソロはこのツアーでおそらく一番短かったが、最終日ならではのダブル・アンコールも含め、外の雪景色とはウラハラなめちゃめちゃ熱帯夜な3時間半強のステージを展開し(今回は大体平均3時間のライブ内容だった)、めでたく全国13ヵ所に及んだ精進ツアーが幕を閉じた。
 
終演後は吹雪の中、大好きな「だるま」にジンギスカンを食いに行き、その後3人でブラック・ミュージックがガンガンに鳴り響くBarで飲み倒し、最終日の夜は更けて行った。
 

以上当然ここでは書ききれない程いろんな出来事のあった今回の「精進ツアー」、最初はどうなる事かと思ったけど、遂行出来てつくづく良かったと思う。
 
ツアー成功の要因は、榊原、大橋、須藤、小森の4人が一緒に音楽しつつ共に精進する…と云うめちゃめちゃ明快で一番深い所に既存していたと思う。決して「魁!!クロマティ高校」と巡り合ったからではない!!
 
っつー事で次回の「精進ツアー ~???の陣~」がいずれ実現出来る事を祈って…。
 

 
2003.3.10.

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第7回 『魁!!精進魂~その壱~』の章

3月 10th, 2003 by admin

猿、もとい去る2/15~3/4日まで全国13か所で行われた『榊原・大橋・須藤・小森の精進ツアー ~冬の陣~』(場所によっては大橋イサムを除くトリオ公演)が無事終了した。各地のライブに遊びに来て下さった沢山のお客さん、ホントに有り難うございました!
 
インフルエンザが猛威を奮う中、ベースのストちん以外はまんまと3人とも絶不調なままスタートしたこのツアー、元々は「ラテンを勉強したい!」と云う榊原 大の願望(野望?!)により生まれた企画だが、それを全国ツアーと云う形にして共に精進した俺達ってばなんてエクセレント!
 
今回の素晴らしくチャーミングなツアータイトル(わりぃ、命名したのは俺…)、「精進」と云う看板を背負うからには何かしら荒行にも似た試練を…と云う訳で、何とツアー中同じメニューでやった公演は一度たりともない!!(はず…)。
 
しかもあえて個々のオリジナルを1曲だけにして他をカヴァー曲にし、尚かつツアー先で新しい難曲にチャレンジしてメニューに加える事により、より精進度の増したスリリングなステージへと自からを追い込んで行くと云う姿勢は、まさに「精進」の名に相応しい演奏旅行だったと言えるだろう。
 
他にも個人的には2つの精進内容を掲げて挑んでいた。
 
まず打ち上げで日本酒を飲まない!(いつもはビールから始まり、焼酎、日本酒、ウィスキーへと流れて行く俺だが、今回はビールと焼酎だけにする、と云う苦行に出てみた)。
 
そしてもうひとつ、これは奏法上での事だが、いつもは左足からスタートしている2バス・フレーズをあえて右足からスタートさせる!と云う、顔の表情に例えるならば失敗した「福笑い」みたいな感じになりそうな位ややこしいテーマに挑戦して、両方とも最後まで貫き通した。精進でしょ?!
 

さて、実際にツアーを振り返ってみよう。
 
まず初日の横浜。インフルエンザの榊原 大をはじめ、楽屋は病原菌の巣窟となっていたこの日。唯一2ステージ制だったこの会場。候補曲は幾つもあるものの、実際演奏してみないと見えない部分も多々あるのがライブ。かなり手探りなライブとなった。
 
1ステージ一時間の内容のはずが、1stセットが定時の一時間オーバー、2ndセットはなんと一時間半もオーバーすると云う、ある意味お客さんにはお得だけど、4連チャン乗り打ちの初日、しかも翌日は車で浜松へ向かう事を考えたら(ツアーを共に回ると云う士気を高める為にあえて京都までは車移動にしてみた)、終わった後妙に気が重くなった憶えが…。
 
悪天候の中、東名高速で向かった浜松。当初Merry Youで予定されていた公演だったが都合によりSpace-Kへと変更。さっそくのトリオ・バージョンにより、前日の横浜でのライブが殆ど反映されないままのステージとなる。本番の演奏内容が納得いかなかったせいもあってか、この日の打ち上げでは体調不良の為、なんと一ヶ月も禁酒していた酒を飲んじまう。これを機に怒涛の18日酔いへ…。
 
名古屋へ向かう途中サービスエリアに寄り、ストちんお勧め?の「うなぎバーガー」を食す。そして俺はパン屋のアンデルセンで浜松限定「うなぎサンド」をゲット。味の方はどちらも微妙である。それにしてもV.S.O.P入りの「うなぎパイ」は旨い。
 
名古屋では俺の曲「菜々ちゃん」を、名古屋駅にある「ナナチャン人形」のイメージソングに…と云う社交辞令で演奏したところ大不評。感じわりーぞ、名古屋。(ちなみに名古屋以外では大盛況であったのは云うまでもない)。
 
その名古屋の打ち上げでなぜか沖縄料理屋で盛り上がり、その後寄ったコンビニではメンバー全員の運命を大きく左右する出会いが…。
 
俺が偶然手に取った「魁!!クロマティ高校」と云うコミックスの6巻が、あまりにもツボに来たのでみんなに見せたところ、全員1ラウンド開始早々のあっと云う間のK.O劇…。あ、余りにもシュールでくだらなさ過ぎる!(←大賛辞)。後に全巻揃ってみんなで読破したのは云うまでもない。
 
京都の本番は多少流れが見え始めた事や、翌日が大阪への移動日と云う事もありかなりエキサイティングなものに。やっぱラグは盛り上がる!アンコールのクジ引きでは(今回のステージ、横浜以外は全てジャンケン大会で勝ち残ったお客さんに引いて貰って曲を決めた)、京都美人のおねーさんに引き当てられた俺の曲「Sketch」での締め…これが意外に盛り上がらなかった。ってなんでだよっ!!

大阪ではここまでインフルエンザ・ウィルスと対等に渡り合って来たストちんがよもやギブ・アップか?!とちょっと危うかったみたいだが、前日にみんなで食べた「味奉行」のギョウザのにんにくパワーが効いたらしく、ピンピンしていた。素晴らしいぜ、にんにく!!
 
ちなみに俺はこの日のステージは何故か乗り切れず、なんだか今ひとつ…。打ち上げで食った韓国料理で気合いの入れ直し。

次の日の岡山は、昨年秋の野獣王国のツアーで大盛り上がりを見せたデスペラード。今回も予想通りの盛り上がりっぷりに、メンバー全員大喜び。ちなみにここの店のカレーは超美味だが、打ち上げで出して貰った魚料理も旨かった。それにしても岡山のお客さんはやっぱ最高だな!
 
翌日は高松への移動日。瀬戸大橋をちらちら眺めつつクロマティ高校を読んでいたらあっと云う間に高松へ…。
 
この日は当然讃岐うどんを食しつつ、生まれて初めての「足裏マッサージ」を体験しに台湾エステへ。思っていたより痛くもなく、身体がぽかぽかに。結構いいかも…。
 
高松のステージは結構楽しかった。会場入りしてからミシェル・カミロの「Caribe」と云うややこしい曲を練習して本番でチャレンジ。結構ドキドキだったけど、出来は80点とまぁまぁ。精進、精進…。ラスカルさんから頂いた日本酒も美味だった。ありがとね!
 
この日は結構盛り上げり、打ち上げの3次会で榊原、須藤、小森の3人は朝6:00まで飲み上げたのだった。
頭ガンガンのまま一行は博多へ。ここのライブもかなり盛り上がった。ライブ後はお客さんの持っていたノートパソコンで初めて自分のHPのリニューアルされた様子を見て結構感動してた。
 
そう云えば先の名古屋のところで触れた「ナナチャン人形」に関してもアクセスしてみんなで見たんだけど、この人形身長7m、首は異様に長くて目、鼻、口のない、結構夢に出て来そうなこわーい物体だった。きっと名古屋の人はこんな人形のテーマソングには俺の「菜々ちゃん」じゃもったいない!と云う意味での否定的な反応だったんだな!と云うポジティブな解釈で、「名古屋での菜々ちゃん不評事件」は解決した。やるじゃん、名古屋!
 
ライブ後は東京に戻っていた大橋イサムからの貴重な情報による、0:05始まる「BSマンガ夜話」での「魁!!クロマティ高校」の特集を観るか、それともいつも行く「山ちゃん」と云う屋台に行って豚バラやさがりを喰うか!での討論が始まったが、結局会場での打ち上げとなった。
 
Dream Boatの店長の蓑原さんはオーナー&ギタリスト&釣師の肩書きを持つ変わった♂(ジョーダンズの武田鉄也さんの物真似やる方にそっくり)。当然打ち上げ後半からはマスターを交えての大セッションの始まり。
 
なんとこのセッションではマスターがギター、榊原 大がドラム、ストちんがキーボード、お客さんの大学生にベースを弾かせてのミッドナイト・セッションとなった。いやぁ~一時期ドラム教室に通っていた事のある大の8ビートは、実に味わい深いものがあった。ピアノより向いてんじゃねーか?(笑)
 
その後前夜の飲みがたたっていた事もあり、みんな徐々にはけていったのだが、俺は蓑原さんとロック談義で盛り上がり、結局朝5時まで飲んでホテルに戻った。
 
そしてロクに寝もしないまま電車に乗って熊本へ移動。今回はBattle Stageと言う会場だったが(前来た時は2000GTRという名前だった。小森ファン、野獣ファンならウケるだろ?!)、この日のステージはドラム椅子のトラブルを除けばかなり熱いものになった。ちなみにドラム・ソロのクオリティは今ツアーNo,1。
 
そして打ち上げ。ここまで10日間の区切りに相応しい店は、2年前のFavor Of My Friends Tourの時に偶然俺が見つけた「鞍」と云う珍しく馬焼を食べさせてくれるお店。熊本に来ると馬刺は喰いすぎて飽きてたんだけど、前回ここの馬焼にはまってしまい、今回も絶対喰うぞ~、と意気込んでいたら、平日はラストオーダー23:30という信じられない情報が…。
 
ライブも終わったばかりなので、どんなにはやく行っても24:00は回る。だがストちんの友達の交渉により、わざわざ俺達だけの為にあけてくれたんだよ。ホントに有り難う、「鞍」の従業員のみなさん!やっぱ「鞍」は最高だし、あの馬焼は旨いっす。
 
「鞍」を出てからは「Slowhand」というBarに行った。ここはほぼ完全な状態の打ち込みをバックに、マスターの岩本さんがギターや歌で、ジェフベックやクラプトン、イーグルスなどをめちゃめちゃ高いクオリティで演奏してくれると云うお店だ。
 
まず演奏してくれたのがジェフベックの「哀しみの恋人達」。この曲は俺も高校1年の時に完全コピーしたが、中盤までブラシによるプレーの為、それを打ち込みで完コピでやる事なんて…な感じなのだが、それを見事に打ち込んでいて、しかもギター・プレーは完璧。

何曲か聴かせて頂いてから、俺はドラムセットへと向かい、マスターと共にイーグルスの「ホテルカリフォルニア」を叩きながら唄うという行動に出た。マイクのトラブルでちゃんとは唄えなかったが、ふと気づくとなぜかハモリに参加していたストちゃんがきっとフォローしてくれていた事だろう。
 
その後はマスター、榊原、須藤、小森によるブルース・セッション。ステージ上が絶妙のバランスでめちゃめちゃ演奏しやすい。短い時間だったが、とても愉しい時間を過ごさせて頂いた。きっと今後、熊本に行ったら「鞍」と「Slowhand」は外せないな!
 

と、流石にちょっと長くなったのでその弐へと続く…。

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