明けましておめでとう!!みんなはどんな新年を迎えたのかな?
俺はPit-innの3Days~年越しライブを終えて朝まで弟子と飲んだくれた後、三が日は初詣にも行かず自宅で大好きな数の子をはじめとするおせちと雑煮をつまみながら程良く飲みつつ映画三昧と云う、かなりリラックスした感じの「ザ・寝正月!」を満喫した。4日からはジムに行ってトレーニングを開始し、見事に通常モードへの切り換えに成功すると言う、俺の理想的正月を過ごす事が出来、非常に納得のいく新年のスタートに我ながら満足している。
これで今年の目標は既に達成された。(はやっ!)。
さて、昨年暮れ辺りの話題を…。
唐突だけど、俺にはここ7、8年毎年、クリスマスにはサンタクロースからプレゼントが届くんだ。おいおい、んな訳ねーじゃん!って普通は思うよね?でも差出人名にはきちんと”Santa”って書かれているんだ…。
実はこれ、”Santa”と云う名のシンガーソングライター(本名は山越直彦。12/24日生まれで俺と同じ年、ちなみに奴の次男は12/25日生まれ)が、デビューして以来、お世話になった人や友人宛に毎年オリジナルのクリスマス・ソングを作ってメッセージと共にプレゼントするという、彼が一貫して行っている、まさに超サンタでかなり愛のあるイベントなんだ。
このサンタこと山越直彦とは大江千里さんのツアーをやっていた頃に知り合った。彼がツアーにコーラスとして参加したのがきっかけだ。最初は決して仲がよろしかった訳ではなく、むしろ悪い方の類だったんだけど(笑)、ある日ツアーの移動の新幹線の中で、彼の”It’s Christmas Time”と云うバラードを聴いた俺はマジで感動し、「おいっ、サンタ!俺がドラム叩いてやるからライブやろーぜ!」と頼まれてもいないのに言った瞬間からの親友なんだ。
その後実際にライブもやり、千里さんのツアーも順調にこなしていたサンタなんだけど、5年前に突然長男が障害を持っている事が判明してから、音楽業界を離れ、ボランティアの人達の力を借りながら毎日彼の愛する息子の療育に専念し続けているんだ。その想像を絶する大変さと言ったら…ホントに頭が下がる。
そんなサンタの創り上げる歌の世界は、とても優しく、暖かく、ロマンティックでいて力強い、今の世の中に氾濫しているヒット・ソングとは一線を画する、独得な愛が満ち溢れている。今年(じゃなくてもう去年だな!)、贈られて来たクリスマスソングは、ここ数年の彼の作品の中ではちょっと異色だけれど、色々と乗り越えながら確かに前に向かって進んでいる彼のひたむきな強さが、大きな愛へと形を変えてたくさん詰まっている。昨年はホームページを通じてクリスマスソングの予約を受け付けたりしたみたいなので、サンタの歌を是非聴いてみたい!昨年のクリスマスをもう一度やり直したい(か?)と云う人は問い合わせてみては…。そうだ、今年は久々にサンタのライブをやってみっかな。一度誘ってみる事にしよう。もしやれる事になったら、不思議とやさしい気持になれる、めちゃめちゃポップなサンタの世界を是非聴きにおいでよ。
さてそのクリスマスなんだけど、確かここ3年間は是方さんのセッションで京都のRAGで過ごすと云う、もはや恒例行事になりつつあるライブ?!で、体調不良にも関わらずやっぱりラグの秋葉氏と朝まで飲んだくれていた。クリスマスと云えばこの恒例行事の前は鈴木雅之さんのディナーショーだったり、その前はやはり3、4年続けて大江千里さんで横浜アリーナのコンサートやってたりと、尽く仕事してるなぁ。いっそRAGでのクリスマス連続出演記録にチャレンジしてみよっかな?
京都から戻ったら、これも一昨年と全く同じ日にベースの池田達也氏(コイツはMC時の口と男癖は悪いが(^^)、ある意味俺のジャズフィールドに於ける師匠みたいな素晴らしい友達だ)の仕切る忘年会セッションを調布のGINZで行った。ここは客席からステージを見下ろせると云うちょっと変わった作りのライブハウスだ。
今回の忘年演奏会には、最近”DA PUMP”のコーラスをやってすっかり忙しくなり頭も薄くなって来たトミーをボーカルに迎えて、昔一緒に工藤静香のツアーを回っていたキーボードの渡辺剛と乱入者以外は、みんな俺と同じ年の仲間による歌モノ中心の気軽なセッションで、終わった後のGINZ特製のなべ(これが見た目は悪いが実に旨い!)と焼酎でヘベレケになるまで盛り上がるという、予想通りの忘年演奏会となった。(っつーかジャズギタリストの竹中俊二とロック討論をしてて悪酔いしたんだけどな)。
そして冒頭でも触れた、こちらも一昨年同様29日~31日&年越しまで六本木Pit-innにて行われた年末スペシャルセッションの話題へと移ろう。
今年…じゃねーや去年の出演はT.A.K(永井敏己氏、和田アキラ氏、THE ALFEEのサポートの長谷川浩二君)とFRAGILE(矢堀孝一っちと水野正敏氏と手数王こと菅沼孝三氏)と大橋イサム・ユニット(ご存じ大橋とプリズムの岡田治郎と俺、それにキーボードが日替りで、新澤健一郎、村井秀清、そしてスターダスト・レビューを去年脱退した光田健一)、そして最終日だけN.Y.FUNK SHOT(ご存じ元C-C-Bの米川英之氏、中道勝彦、元悪魔の石川俊介氏、Jimi橋詰氏)と言う顔ぶれだった。
3日間通してそれぞれ素晴らしいライブを繰り広げていた我々だが、大晦日の最初のステージのT.A.Kの最後の曲の時に俺と光田健一はステージに呼ばれ、永井敏己氏のセッションではおなじみな超絶ユニゾン三昧の超難曲”DANCE OF THE HARLEQUIN”(この曲に泣かされたミュージシャンは数知れない)をなんと長谷川君とのツイン・ドラムで演奏すると云う素晴らしいハプニングが発生した。とにかく速くて細かい曲なので、リハーサルも無しでいきなりやって合うかどうかと云う不安を抱えたまま勢いだけで始まった演奏だったが、意外にうまくまとまってホッとしたし、異様な緊張感が溢れていて楽しかった。(途中俺のツーバス連打に長谷川君が同じ様にツーバス連打で絡んで来た時には、あまりの轟音に何やってるのか全然わかんなくなってしまい流石の俺もパニクッてしまったけど、こういう予期せぬ出来事がセッションの醍醐味だったりするから、これはこれで楽しかった)。
さぁ、これがさりげなくフィナーレへの前振りになったって訳だ。
全員がそれぞれの演奏を終えて、23:45からは病み上がりの為、止む終えず帰宅した(ホントは紅白の表番組であるイノキ・ボンバイエ2002を観る為に違いない!)和田アキラ氏を除いた全総勢13名によるおぞましいカウントダウン・セッションが始まった。
一曲目はハービー・ハンコックの”Cantaloupe Island”。
お客さんには各々が好き勝手な解釈でやりたい様にやっている様に見えたかもしれないが、まさにその通りだ。緻密な打ち合わせなんてシャラくせー!と言わんばかりの身勝手なプレーの数々。
それでもアンサンブルとして成り立っているのがプロみたいじゃん(笑)。各パートとも軽いソロ回しをやって、無事にカウントダウンの前に演奏を終え、NHKだと知らぬ間に年が変わってしまうので、民放のテレビにチャンネルを合わせて、お客さん共々「3、2、1、オメデトー!」の大合唱。菅沼氏の音頭により樽酒での乾杯。
そしていよいよ2003年最初の演奏、ジェフ・ベックの”Free Way Jam”の始まりだ。
4人のドラマーそれぞれの軽いフリーソロからグルーブへ。素晴らしいギターソロ&ベースソロを挟んで途中ドラム・バトルが…。Jimi氏、菅沼氏、長谷川君、俺の順番で繰り広げられた今回のバトル。一昨年の前回は菅沼氏、プリズムの木村万作氏と俺の3人だったが今年は4人、いやがおおにも盛り上がるはずだったのだが…。何とステージに向かって一番右手のデッド・ポイントにセットしてある俺のセットの所のモニターには他のドラマーの音が一切返ってなく、しかも俺のソロの時にキープしているのが、隣の隣の菅沼氏のみ。モニターから返る自分の音のバランスが大き過ぎて、どうしてもその菅沼氏のキープが遠くの方で微かに遅~く聴こえて来てしまうので、まんまとそのタイム・ラグにはまってしまい全然思う様に叩けず、正直かなり消化不良なバトルとなってしまった。畜生~っ!
まぁ多少悔いは残ったものの、客席とステージからはそこそこ笑いを取っておいたので、そこら辺の抜かりは無いが…。それにしても悔いの残るバトルだった。
今年も是非このカウントダウン・セッション(特にドラムバトル!)には是非参加したいと思った小森であった。
っつー事で2003年も叩きまくるので応援宜しく。押忍!!!
